2010年7月26日月曜日

クマの目撃情報を聞いて役場・市役所に電話を掛ける場合


市町村は地元住民のみなさんの声を特に大切にされます。

「クマが出て困るからなんとかしてくれ。」と言う否定的な声は沢山寄せられても、

「クマを殺さないで下さい!」と言う地元住民の声は皆無だと思われます。

「クマの目撃情報を聞いて、役場・市役所に電話を掛ける時に、どんな内容をお話したらいいのですか?」
との質問もありましたので、下記を参考にして頂けたらと思います。


1.クマの目撃情報の事でおききしたいのですが、どちらの課になりますか?
ご自身の名前、住所、(熊森会員)を名乗り、担当者の名前をお聴する。

2.そして、状況をお聴きする。
(いつ・どこで・どのような状況で目撃されたのか。大きさは?)
お聴きした中で上記の内容が不足していたら、そこをお聴きして下さい。
また、誤報が多いので、イヌやイノシシとの見間違いでないか、本当にクマなの
か、足跡で確認されたかお聴きする。

3.現在どういった対応をしているかお聴きする。

4.最後に下記の件をお願いして下さい。

森の保全の為にもクマを殺さないで下さい。
ご存知だとは思いますが、クマの誘因は餌です。
目撃付近にクマの餌になるようなモノはなかったでしょうか。
わたし達人間が、クマを誘因しているケースが多いので、クマの餌になるものを
排除して頂いたでしょうか。(残飯が外に置かれている。養蜂。)
まだでしたら、餌と思われるものを排除し、住民の皆さんに呼びかけて下さい。
クマは餌が無いと分かるとその場所を離れます。

(未だパトロールがされていないようなら)
他の市町村は、猟友会さん、消防のみなさんが、犬を使い、山に戻るようパトロ
ールをしているそうですのでお願いします。クマは人間の次に犬が嫌いです。
(するほどの状況ではない場合もあるかと思いますので状況に応じて下さい。)

餌の排除や、パトロールしても、いついてしまい、危害を与える危険性がある場
所の時は、殺さないで、捕獲放獣して奥山に帰してあげて下さい。

他の市町村では、捕殺せず、放獣しています。
県からもそういった指示があったそうです。絶対殺さないで下さい。

また、どうしても罠を掛ける場合は“ドラム缶罠”をお願いして下さい。
放獣しやすい理由で、鉄柵檻が使われると、クマは逃げようと必死になり、歯が
ボロボロになったり、身体も傷つき手負いになります。
他の市町村も全てドラム缶罠を使用しています。

*以上の事をお話しをして頂き、リサーチしたら、支部長の岡、副支部長の清水
に報告をお願いします。
その時々の状況に応じて、その後の対応をさせて頂きます。
こうした声が沢山寄せられ、クマは守られていきます。

●目撃情報連絡先
・甲府市役所 森林整備課 飯島課長 055-242-2663
・都留市役所 観光産業課 小林   0554-43-1111
・富士河口湖役場 農林課 三浦   0555-72-1111
・富士吉田市役所 農林課 宮下   0555-22-1111
・南アルプス市役所 みどり自然課 広瀬 055-282-7259
・北杜市役所 産業観光部林政課 上原課長 0551-42-1111 
・韮崎市役所 農林課 山下 0551-22-1111

*上記はこれまでの目撃情報で、連絡を取った所です。目撃情報を聴いた時は上
記の担当者にご連絡下さい。また、上記以外はお調べになりご連絡下さい。
そして、都合により役場等にご連絡出来ない時は、こちらまで目撃情報をご連絡
下さい。ご協力宜しくお願い致します。

●岡明美
 携帯 090-8348-4067
携帯アドレス
 amida18-hikari_angel39@docomo.ne.jp
●清水邦彦
 携帯 090-3137-7856
携帯アドレス
 shimizu35456336@docomo.ne.jp

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