山梨県支部副支部長の清水です。
30日(水)午後3時に北杜市役所産業観光部林政課に行って状況を聴いてきました。
対応は、上原課長 土屋さん。
白州町台が原の古い宿場町の集落のはずれで、道路の拡幅工事の現場の人たちが、工事中の主要県道を横切ったのを目撃したそうです。
実際にその場所に行ってみましたが、地図では「大久保歯科医院」の上の川に一番近い左カーブカーブのあたりです。周辺は、結構住宅街で、ここに現れるとは考えられない場所です。
北杜市としては、住宅街の出没で、市民との事故の恐れがあるので、猟友会に駆除の依頼をしたそうです。但し、市としては、山に行って駆除するとかではなく、集落と里山の切れ目を巡回して出没に警戒するそうです。
殺さずに、山に追いやる事ができればいいのですが、今はこの方法しか無いとの事でした。
やたらに駆除したりしないよう要望してきました。
そのほかの目撃情報を聴いてきました。
ここ1月で大泉村・白州町尾白川周辺で目撃情報があったそうです。
前者は足跡も確認できず、イノシシ等の可能性が高いそうです。
後者は、クマの生息域ですので、注意喚起をしたそうです。
又、目撃情報が入ったら、ぜひ、ご連絡下さいとお願いしてきました。
清水でした。
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清水さんありがとうございました。
地元の皆さんの不安な気持ちを引き受けつつ、クマを補殺しない解決策がある筈です。
人命も、クマの命もどちらも大切です。
クマ絶滅は、人間の命の危機に繋がります…。
クマが絶滅しないように動きたい方は、熊森で出している「行政への声の届け方」をよくご覧になり“礼儀正しく、堂々と”声を上げて下さい。
北杜市林政課 電話0551-42-1353
白州町台ヶ原の地図
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=travel&nl=35/48/16.510&el=138/20/43.720&scl=25000
また、都留市の観光産業課の小林さんに、その後の様子を確認したところ、
「あれから2件の目撃情報があり、1件はイノシシの間違いでした。
今のところ、住民の方は落ち着かれているので、駆除の許可が下りた1か月が早く過ぎ、クマが奥山に帰ってくれることを祈るだけです。
ここ2,3年はクマの目撃情報もあまりなかったのですが、今年は多いです。奥山が大変な状況なのでしょうか。
広報等を通じて、より都留市民の皆さまにクマとの共生をお伝えしていきます。
尚、怪我をされた佐藤さんは、都留市に戻りなしたが、まだお話が出来るような精神状態ではないので、落ち着かれるのを待ちます。」
熊森やまなしは、これからも行政の皆さんと一緒に、市民の皆さんの意識改革を図りながら、クマの保護、共生を進めていきたいと思います。
産業観光課 担当 小林さん
〒402-8501
山梨県都留市上谷一丁目1番1号
電話番号: 0554-43-1111 内線: 154~156
Fax: 0554-20-3622
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