富士河口湖町 会員の加藤様より
クマのニュースの情報です。
加藤さんありがとうございました。
尚、電話で上野原市役所に電話で状況を伺ったので、記事の後に報告します。
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本日の産経新聞に次の情報が掲載されていますのでお知らせ致します。
「産経新聞」7月26日朝刊21頁四段目、(全部1段抜きの記事です)
見出し「山道でクマに襲われ埼玉の男性がけが」
本文
(山梨)25日午後0時50分ごろ、上野原市川合の高柄山(たかつか山)733メートル
登山道で、埼玉県所沢市東所沢のアルバイト、池田和峰さん(39歳)がクマに襲われ、右腕と左ほおを負傷した。病院で手当を受けたが、命に別状はないという。
上野原署によると、襲ったクマは体長約1,5メートルで体重は約80キロ。襲った後、山に姿を消したという。
池田さんは右腕をかまれたほか、左ほおを引っかかれて出血したが、自力で約1時間歩いて下山し、近所の住民が110番通報した。
この日午前から単独で登山を開始し、山頂から約1時間下山した地点で襲われたという。
同署が上野原市の防災無線を通じて住民に注意を呼びかけたほか、上野原市は26日、登山道の入り口に、「熊出没注意」の看板を設置する予定だ。
以上、記事の全文です。
なお、これは本日の正午前のNHKのニュースでも報道されました。
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001007260001
今日夕方、上野原市役所、経済課の担当の方と電話でお話しました。
「怪我をされた池田さんは、通報するつもりはなかったそうですが、下山した川合地区で、怪我をしている池田さんを見た方が警察に通報したそうです。
事情を聴くと、登山道から外れた所を池田さんは歩いていて、クマにバッタリ会ってしまったそうです。
クマの生息地に入り込んで、クマがいるのは当たり前ですから問題にしていませんが、防災放送を流したり、クマの看板を立て注意を促しています。」
また、今までの目撃情報等をお聴きしたところ、
「人身事故は初めてです。
目撃情報は、昨年、一昨年は全く無かったのに、今年は既に5箇所で目撃されていますが、場所は問題がありません。
今後、人里に降りて来たときの対処を今から考えておかないといけないですね。
ドラム缶罠も無いし、放獣場所も検討します。全くて初めての事なので・・・」
と、仰っていました。
最初は、人里に降りてきたら、ドラム罠も無いし何の準備も無いから、補殺するしかないかも知れないと思っていたようでした。
県の通達や他の市町村の様子をお話したので、同じような対処をしてくれると思いますが、一度訪問した方がいいかなと思いました。
昨年から、経済課に配属され、クマのことは専門外だったので、以前から日本熊森協会のHPはお気に入りになって勉強されているようです。
電話の対応は親切で感じの良い方でした。
「くまともりとひと」をご覧ください。と、お送りする約束をしました。
尚、今朝、甲府市の森林整備課長さんから、上野原市に電話があったそうです。
「市町村が、連携を図り、クマの情報を共有しましょう。」というお話だったようです。
現在、市町村の横の連絡を取り合うようなシステムになっていないので、バラバラな状況です。甲府市森林整備課長さんがリーダーシップを取り、市町村の連携が取れたら素晴らしいと思います。
・クマ担当 上野原市役所経済課 TEL 055-462-3111
私の家に何者かが侵入してきたら、
返信削除私はなんのためらいもなく攻撃的な態度をとるでしょう。
熊にとっても同じだったと思います。
(別に熊が好きなわけではありません。
むしろ恐怖を感じます)
蜂がいなくなると人類は滅びるという話を聞いたことがありますが、これは、蜂に限ったことではありません。
人と自然が共存できるように
努力してくださっている方がいらっしゃるということは
とてもありがたく思っています。
私も、私なりにできることを探して行きたいと思いますが
例えば、えさになりそうなものがゴミとして
捨てられているものを拾うなどを続けていくことは
効果があると思われますか?
コメントありがとうございます。
返信削除「私も、私なりにできることを探して行きたいと思いますが
例えば、えさになりそうなものがゴミとして
捨てられているものを拾うなどを続けていくことは
効果があると思われますか」
はい、効果があると思います。
今、登山者やキャンプをする方の中で、一部の方だとは思いますが、マナーの悪さが指摘されています。
食べ残しやゴミを山に捨ててゆき、それでクマ達動物が人間の食べ物の味を覚えて、里に誘因してしまうと言う話をお聴きします。
また、ゴミ拾いする場所に寄っては、クマに出会う危険性のある早朝や夕方からは避け、鈴やラジオなど音の出るものを携帯して下さい。
このかけがえのない地球を、子ども達に残していくには、人間主体の見方を早急に変えていき、同じ生きものとして畏敬の念を持ち共生していかないと、地球から、人間は不必要とみなされ滅んでいくでしょう。
そしてそのツケは、なんの罪も無い子ども達に回るのです。