2010年8月26日木曜日

ハッピーグッズ合同展

「ハッピーグッズ合同展」のご案内です。
ハンディーキャップがある人たちの作品展です。
日本熊森協会山梨県支部が共催で、パネル展示と「くまともりとひと」の販売もしています。
お誘い合わせのうえ、お越し下さい。

○元麻布ギャラリー(甲府市丸の内2-3-2東横イン甲府駅前1F)
○入場無料
○2010年8月25日(水)~30(月)
 11:00~18:00(最終日・・・15時まで)
○出店施設
・ゆうき工房 ・河口湖ハーバル工房 ・あゆみの家

※駐車場は東横インホテルがご利用できるそうです。

2010年8月25日水曜日

『イマジン』(イメージしてごらん)

イメージしてごらん

天国なんて無いんだ
簡単なことさ

足もとには
地獄だって無いんだ

見上げれば空が
広がっているだけさ

みんな今を
生きているんだ


イメージしてごらん

国家なんて無いんだ
難しいことじゃないさ

そのために
殺したり死んだりしなければ
ならないものなんて
何も無いんだ

宗教だって無いんだ

みんな平和に暮らしてるんだ


イメージしてごらん

所有なんて無いんだ
君にわかるだろうか

欲張ったり
飢えたりする必要なんて
何も無いんだ

みんな一つの家族なんだ

たった一つの世界を
分かち合ってるんだ


イメージしてごらん

君は僕のことを
夢想家
というかもしれない

だけど
僕だけじゃない

いつかきっと君も
僕の仲間になり

この世界は一つになるんだ


ジョン レノン
(訳 高木善之)

2010年8月22日日曜日

生物多様性を無視した、北杜市の行き過ぎたクマ補殺を正す

今回の、心無い、行き過ぎたクマの捕殺では、多くの皆さん方が大変驚き、わたしにも電話やメールを頂きました。

また、納得出来ない今回のクマの捕殺を正すためにも、多くの皆さん方が北杜市に直接、電話を掛けて下さいました。
甲府市の坂名井さんは、電話では思いが伝わらないと、直接北杜市役所に出向かれ2時間半以上にも渡りお話をされました。
こうした、みなさんの愛と、勇気ある行動が、北杜市役所の担当者に反省を促せました。
本当にありがとうございました。

共存意識が欠如し、人間本意でおもいやりの無い行為の積み重ねが、今の社会を作り上げてきました。

危険を冒す可能性があるからと言って、クマを始めとする動物達を次々に排除していったら、結果、人間が地球に取って一番危険を侵しているのですから、近い将来わたし達人間が排除されるのは明白です。

そして、それに苦しむのは今を生きるわたし達ではなく、未来を生きる子どもや孫達なのです。わたし達は、単にクマを守る活動をしている訳では無く、子ども達の未来の命を守る活動をしているのです。

しかし、お恥ずかしい話ですが、わたしは、昨年の秋「クマともりとひと」を読むまでは、無知で、クマのことも森のことも、人との繋がりのことも全く知りませんでした。
だから、もし近所にクマが出て、果物の被害があつたら駆除して欲しいと思ったし、可愛い孫が襲われたら困るから、捕殺して欲しいと思ったに違いありません。

みなさん事実を知らないのです。
農家の方も、行政も、当事者ではないみなさんも事実を知り、未来に生きる子ども達のことを、共に真剣に考えていったら、クマや動物を殺さず、みんなが納得できる良い解決方法がきっと見つかると、わたしは信じています。

不必要だから、自分にとって迷惑だから殺してしまうのでは、今、地球上で起こっている、弱い者いじめの戦争と、なんら変わらないのではないでしょうか。

動物より知恵を授かっている人間のわたし達が、力ずくでは無く、どうしたら共存出来るか方法を考えていくべきだと思います。

山梨での解決方法を見い出し行動していけば、日本中で抱えているこの問題が解決されます。

下記は日本熊森協会のHPからの抜粋です。
本部も北杜市役所に電話を入れ、クマの件を正してくれました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

●2010年8月17日 山梨県北杜市白州町 
 8月16日午前、熊森会員から山梨県支部に、クマの捕獲檻がかけられているとの情報が寄せられました。それを受け、支部が情報収集をおこなっていましたが、17日朝、檻に入ったクマが捕殺されたことが判明しました。以下詳細です。

(北杜市行政のコメント)
 このクマは、山梨県北杜市白州町の養鶏場に入ったクマだ。
7月より再三(4回以上)目撃情報があり、同じ個体。
養鶏場の網を破って入り、エサを食べたりしており、常習性が高いと思われたため、
8月16日に駆除許可を降ろし、ハチミツを入れたドラム缶檻を設置した。
 山梨県ではクマの駆除権限は市町村に下ろされており、北杜市が決定権を持つ。
翌、17日の早朝に、檻にツキノワグマが入っているのを確認した。
その際、
・近隣に適当な放獣場所が無かった。
・もし放獣して、それが事故を起こした場合の行政側の責任問題を懸念した。
朝方、猟友会に依頼して殺処分した。

(くまもり山梨の動き)
 8月17日午後、北杜市産業観光部の担当者へ電話して事実確認後、以下をお願いする。
「山梨県として、出来るだけ放獣するようにとの通達が7月1日に出され、県内の市町村は放獣を相次いで実施している。奥地にえさが無く人里にえさがあれば出てくるのは当然。数度の放獣を行い、命をつなぐチャンスを与えるべきだ。餌になる誘因物の除去や、それができないのであれば、クマが侵入が出来ないような電気柵などの防除策を取ることが、命を奪うことよりも優先されねばならない」

8月19日
 副支部長らが北杜市産業観光部の担当者3名と面会、今後二度とこのようなことが無いよう、お願いする。

(くまもり本部の動き)くまもり山梨の報告を受け、8月19日、北杜市に電話で改善策をアドバイス。
「あまりにも安易な捕殺に驚いた。今後、ぜひ共存方向へと方向転換をお願いします。もうそういう時代になっているのです。注意喚起だけではなく、防除や追い払いも取り入れてください。クマには電気柵が有効です。どれもだめだった時は、最後の方法として、捕獲し奥地放獣をして いただきたい。」

担当者「私もこのような経験が浅くてよく分かっていないこともあった。今回は軽率だったと思っている。今後は、クマを簡単に殺さない対応をとっていくつもりだ。」

●上記のほか、多くの熊森会員が、北杜市担当者に電話して、今後の改善を訴えて下さいました。

(熊森見解)
クマが出没したり、ワナを掛けたりする時は連絡をして欲しいと北杜市にお願いしておいたのですが、連絡する事は出来ませんとの事。今回は、会員からの連絡でわかったのですが、このような事が人知れず行われている可能性もあります。
殺されたツキノワグマは、体長約130cm、体重約100kgの立派なオスだったそうです。
今回は生きるチャンスの放獣も一度も実施せず、万一事故があったら困るという全くの関係者の自己都合による殺処分としか思えません。
このような行政の姿勢が、希少な野生生物を絶滅に追い込む過剰な予防補殺を招きます。

 皆さんの声を届けてください!

  北杜市役所林政課 0551-42-1111(代表)

2010年8月19日木曜日

盛り沢山! 柿渋隊

獣害の発生要因となっている柿を収穫して,みんなで利用して楽しむイベント
【柿渋隊】が,NPO法人獣害対策支援センターの主催で開催されます。

http://d.hatena.ne.jp/jugai-119/20100817



最近、クマの里への出没が目立ち、

富士北麓の遊園地横にも現れました!



でもクマにも生きてもらうために、

人とは「棲み分け」をしたいところです。



そこで、里にクマを呼ばないように、

餌となってしまう柿を採りにでかけましょう~。



今年は柿採りだけでなく、柿渋染め体験や

野生動物研究者の瀧井暁子さんによる、

クマやシカの話も聞けちゃう、盛りだくさんな一日企画です。

お昼は吉田のうどん、おやつに冷たい甘味もあるので

お楽しみに!




8/28 土 10時~16時

●青柿採り

●ランチはもちろん「吉田のうどん」

●柿渋塗り(竹の小物の予定)

●クマなど野生動物のお話

集合: 10時:ホワイトハウス  (山梨県富士吉田市下吉田2056)

持ち物:汚れてもよい服装、飲み物、剪定ハサミ、作業手袋

参加費: 大人2,500円 大学生まで2,000円 幼児無料

(昼食代・おやつ代・柿渋染め材料費・保険代込み)



●お問合せ 申込み

NPO法人獣害対策支援センター

NPO法人富士山ネイチャークラブ

事務局 ふじその まり(8/26〆切)

◆e-mail   jugai-119アットマークfgo.jp

◆http://www.k4.dion.ne.jp/~jugai119/

◆080-2011-4814 (docomo)

2010年8月18日水曜日

日本熊森協会、戦後の林野行政の方向転換を求め、次々と国会議員を訪問

8月3日~6日 
日本熊森協会、戦後の林野行政の方向転換を求め、次々と国会議員を訪問
    
すでに200名近くの国会議員に賛同を得ています!

篠原孝農林水産省副大臣に、奥山荒廃の現状を訴える
今回もたくさんの国会議員に、次々とお会いしました。

「奥山人工林が放置されて、表土流出が止まらない。一刻も早く、今日からでもすぐ間伐し、広葉樹に樹種転換を始めないと、もう手遅れだ。表土を失えば、樹種転換も不可能になる。動物たちが行き場を失っている」

奥山現場を熟知した森林組合員の必死の訴えに、耳を貸してくださっている副大臣です。

森山会長が、静岡県の「森の蘇り」代表の試算では、間伐に50万人の緊急雇用が必要と伝えると、副大臣は、「僕は、100万人が必要だと思う」と答えられました。

(ヤッター。わかってくださっている!)
でも実際は、まだ、そのような予算は組まれていないそうです。

ほとんどの国民は、奥山大荒廃の実態を知りません。
知った国民の皆さん、声を上げましょう!
林野庁の皆さん、全生物のため、水源保全のため、奥山での林業はやめて、国民と共に、
奥山を自然の森に戻しましょう。
林野庁→森林保全庁に転換を、国民は協力を惜しみません。

北杜市にて過剰な予防、クマ補殺実行!!生物多様性無視

北杜市にて過剰な予防補殺が実施され、ツキノワグマが補殺されました。

日本熊森協会は、子ども達が未来に於いて、命の源である“水”を失うことの無いよう、保水力抜群の森を、そこに棲むクマ達野生動物を始めとする全生物を丸ごと、子ども達に残そうと活動してしています。

クマを安易に補殺する事は、子ども達の未来の命を無視し、蝕んでいることなのです。

人と自然の共生を目指して今、世界中が“生物多様性”ということで考え歩み出しています。
人間が一番偉いわけじゃなくて、地球上に棲む全生物が繋がっていて、共に生かされていて、共存していか無ければ、わたし達人間の生きる道は無いと。
もしかしたら、手遅れかもしれない程、多くの生物が絶滅しているけど、歯止めをかけようとしています。

それなのに、時代の流れと逆行していることが、環境大臣がいるこの山梨県で起きてしまいました。
このような心無い北杜市の行政の対応は、世界中から見て、恥ずべき行為です。

違っている事は違っていると声を上げないと、届かないし、分かりません。

無念にも殺されてしまったクマの命を無駄にしない為にも、このようなことが二度と北杜市や、他の市町村で起きない為にも、声を上げましょう。

このまま、多くの人が何も言わなければ、今回の補殺をキッカケに、ドンドンとクマ達は殺されていくでしょう!

みなさん、宜しくお願い致します!!

下記は清水副支部長からの報告内容です。


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暴挙!山梨県北杜市において、過剰な予防補殺実施!!

今日、8月17日午前中に、山梨県北杜市白州町にて過剰と思われる予防補殺が行われました。
経過は以下となります。

8月16日午前、北杜市白州町の会員から副支部長の清水にメール。
「先日の目撃情報のあたりで、今また何件かの情報があり、また養鶏所のエサが食べられたり、網が壊されたりしていて檻がかれられるようです。」

8月16日午後に清水から市役所の担当の上原課長に電話。
上原課長休暇の為、部下の土屋さんを頼むも、外出中との事。
戻り次第、電話をくれるよう依頼。
→しかし、その日は電話が来なかった。

8月17日午前10時頃、市役所に電話。
上原課長、土屋さん共外出。折り返し電話依頼。
午前10時48分、市役所より電話。清水仕事中で出られず。
午後3時45分、市役所に電話。上原課長会議中。土屋さん電話中。折り返しの電話依頼。
午後3時55分。土屋さんより電話。上記の白州町の対応を問い合わせると・・・。

「8月16日に駆除許可が下り、ドラム缶檻を設置しました。」との事。
山梨県は駆除権限が市町村に下ろされており、北杜市が決定します。
翌、17日の早朝に、檻にツキノワグマが入っているのを確認し、朝方、猟友会により殺処分致しました。とのこと・・・。

この素早い殺処分の市役所側の言い分は、
①7月より再三(4回以上)目撃情報があり、同じ個体であった。
②養鶏場の網を破って侵入し、エサを食べたりして常習性が高いと思われた。
③近隣に適当な放獣場所が無かった。
④もし放獣して、それが事故を起こした場合の責任問題。 等でした。

上記に対して、こちらからは、
山梨県として、出来るだけ放獣するようにとの通達が7月1日に出され、県内の市町村は放獣を相次いで実施している。

常習性の高いクマであっても、数度の放獣を行い(場合によっては学習・お仕置きの処置を実施)山に帰る機会、命をつなぐチャンスを与えていた。

餌になる誘因物の除去や、できないのであれば、侵入が出来ないような方策を取る。

などを訴えました。

北杜市の担当者とは何度かお話し、ある程度の理解は得られていると思っていました。
7月18日には実際にはワナにかかったクマを信州大学の泉山教授にお願いして放獣していました。
出没したり、ワナを掛けたりする時は連絡をして欲しいと言ったのですが、連絡する事は出来ませんとの事。今回は、会員からの連絡でわかったのですが、このような事が人知れず行われている可能性もあります。

殺されたツキノワグマは、体長約130cm、体重約100kgの立派なオスだったそうです。
今回は生きるチャンスの放獣も一度も実施せず、事故があったら困るという全くの関係者の自己都合による殺処分としか思えません。
これこそが希少な野生生物を絶滅に追い込む過剰な予防補殺です。


今後このような暴挙を起こさないよう、皆さんの声を行政に積極的に届けてください!

  北杜市役所(代表) 0551-42-1111 林政課

2010年8月16日月曜日

足跡

あしあと


ある夜、わたしは夢を見た。

わたしは、主とともに、渚-なぎさ-を歩いていた。

暗い夜空に、これまでのわたしの人生が映し出された。

どの光景にも、砂の上にふたりのあしあとが残されていた。

一つは、わたしのあしあと、

もう一つは主のあしあとであった。

これまでの人生の最後の光景が映し出されたとき、

わたしは、砂の上のあしあとに目を留めた。

そこには、一つのあしあとしかなかった。

わたしの人生で一番つらく、悲しい時だった。

このことがいつもわたしの心を乱していたので、

わたしはその悩みについて主にお尋ねした。

「主よ。わたしがあなたに従うと決心したとき、

あなたは、すべての道において、わたしとともに歩み、

わたしと語り合ってくださると約束されました。

それなのに、わたしの人生の一番つらい時、

ひとりのあしあとしかなかったのです。

一番あなたを必要としたときに、

あなたが、なぜ、わたしを捨てられたのか、

わたしにはわかりません」

主は、ささやかれた。

「私の大切な子よ。私は、あなたを愛している。

あなたを決して捨てたりはしない。

ましてや、苦しみや試みの時に。

あしあとが一つだったとき、

私はあなたを背負って歩いていた」

マーガレット・F・.パワーズ


Footprints
One night I dreamed a dream.
I was walking along the beach with my Lord.
Across the dark sky flashed scenes from my life.
For each scene, I noticed two sets of Footprints in the sand.
One belonging to me.
And one to my Lord.
When the last scene of my life shot before me.
I looked back at the footprints in the sand.
There was only one set of footprints.
I realized that this was at the lowest and saddest times of mi life.
This always bothered me
and I questioned the Lord about my dilemma.
“Lord, you told me when I decided to follow you,
You would walk and talk with me all the way.
But I ’m aware that during the most troublesometimes of my life
there is only one set of footprints.
I just don’t understand why, when I needed You most,
You leave me.”
He whispered,
“My precious child,
I love you and will never leave you never, ever, during your trials and testings.
When you saw only one set of footprints
it was then that I carried you.”

幾百万もの人々を感動させた「あしあと」という詩は
長い間、作者不明とされていました。

ところが思いがけないところから作者が判明したのす。

カナダに住むマーガレット・パワーズさんの夫(ポール)が事故で重傷をおい、
集中治療室で寝ていたときに、朝早く看護婦がやってきて夫に尋ねました。

「パワーズさん、あなたと奥さんと娘さんのために、祈らせていただいてよろしいでしょうか」

ポールがうなずきましたので、看護婦は祈りました。

祈り終わったあとに、詩を書いたカードを取り出し、夫の手を握って静かに次の詩を読みました。

看護婦は読み終えると、夫を見つめていいました。

「私はこの詩の作者を知りません。作者不明なのです。」

ポールは弱々しく手を上げて言いました。

「私は知っています。作者を知っています。」

看護婦はクスリのために意識がもうろうとしているのだと思いました。

しかし、ポールはもう一度言いました。

「私は作者をとてもよく知っています。……私の妻です。」と。

この詩は1964年に書かれた詩なのですが、その後、引っ越しのときに間違って配達されて行方不明になってしまった荷物の中に入っていました。

それがい つのまにか誰かの手によって「作者不詳」ということで発表され、有名になってしまいました。

それがこのような形で作者の夫を励ます詩となって作者に戻ってきたわけです。

2010年8月13日金曜日

南アメリカの先住民に伝わる【ハチドリの物語】

あるとき森が燃えていました
森の生きものたちは
われ先にと逃げていきました

でもクリキンディという名の
ハチドリだけは
いったりきたり
口ばしで水のしずくを
一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます

動物たちがそれを見て
「そんなことをしていったい何になるんだ」
といって笑います

クリキンディは
こう答えました


「私は私にできることをしているの」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ここからは
あなたが物語を作って
ゆきます…

どんな物語にして
ゆきますか?

あきらめますか…?

嘘だと現実から
目を逸らしますか…?

それとも

何とかしようとしますか!

動きだす人が増えたら
必ず奇跡は起きます!

森=地球は
今日から
あなたのものです

2010年8月12日木曜日

クマと共生、紙芝居で

■甲府で児童らに 日本熊森協県支部


 県内でクマの目撃情報が相次ぐ中、クマの保護を訴える日本熊森協会県支部のメンバーは5日、甲府市の新紺屋小学校で紙芝居を披露し、野生動物が生きられる森の整備を呼びかけた。農作物を食べたり人に危害を加えたりして、悪者にされがちなクマだが、同支部は「人里に下りてくるのは、人間が森を荒らしたから」としている 


 同校の児童ら約30人が参加した。ストーリーは、森が荒れて食料がなくなり、人里に下りた親子グマが捕獲され、そのことを知った中学生が、クマの保護と森の整備を知事らに訴えるという内容。実話をもとにしている。同支部の岡明美支部長は、「いま森の再生に取り組んでも、30~50年たたないと結果は見えない。だからこそ子どもに共生の大切さを知ってもらう必要がある」と意義を語る。


 県内では7月、一度捕獲して山に返したクマが、再び人里に現れる騒ぎがあった。再び山に戻されたが、人に慣れたクマが増えていることで、人や農作物への被害が懸念されている。岡支部長は、「なるべく殺さないで捕獲し、山に返してあげることがベスト。根気よく取り組むべきだ」と話した。。(田中聡子)

▼朝日新聞社
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001008070002

甲府市平瀬町でクマ目撃等

甲府市北部の平瀬町でツキノワグマが目撃されました。
クマはまだ見つかっていないため、市では注意を呼びかけています。
きょう午前9時半ごろ、甲府市平瀬町で、ツキノワグマ1頭が歩いているという目撃情報が市に寄せられました。
市や付近の住民によりますと、目撃されたのは体長1メートルほどのツキノワグマで、民家からわずか50メートル位しか離れていませんでした。
クマは道路を横断して、山の中に入っていったということです。
甲府市では今年の4月以降、クマの目撃情報が相次いでいて、これで15件目となります。
また県内では北杜市や都留市でもクマの出没が相次いでいます。
甲府市では防災放送や看板を設置して注意を呼びかけています。

▼UTYテレビ山梨
http://www.uty.co.jp/news2/news2.htm#NS001000811185000

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甲府市森林整備課に確認をしましたが、担当者不在で詳細は16(月)でないとわかりません。

尚、健康の森と右左口(旧中道町)の桃畑の罠には、まだクマは捕獲されていません。
健康の森の罠は当初設置予定期間の4週間は経過していますし、右左口の罠は桃の収穫のお盆までだと伺っていましたので、罠の撤去を確認します。

第4回くまもり東京シンポジウム

●水から考える都会と山とのつながり
 ~クマの棲む森が都会の水を生む~

 日本の都会に住むわたし達は、普段「水」のありがたみをあまり意識しません。
一方、世界では水の争奪戦が激化し、日本の水(森)が外国に狙われているという報道もあります。
今回のシンポジウムでは、水を通じて、奥山(水源域)と都会の暮らしの繋がりを考えます。
そして、大型野生動物達が棲める保水力豊かな森が大規模に失われている現実について問題提起をします。
皆様、誘いあってご参加下さい。

『基調講演』
■【危うい日本の水と森】:橋本淳司
 水ジャーナリスト。「世界が水を奪い合う日、日本が水を奪われる日」「67億人の水」等、書籍多数。

『シンポジスト』
■【皮むき間伐による森の再生】:大西義治(「NPO法人森の蘇り」代表)

■【炭播きによる自然林再生】:川嵜 實(「日本熊森協会」群馬県支部長)

■【動物が棲める森の再生】:横田 博(動物写真家)

参加費 無料
2010年9月19日(日)13:30~17:00
立教大学池袋キャンパス 8号館8101号教室にて

主催:日本熊森協会TEL:0798-22-4190 MAIL:jbfa@nifty.com
共催:立教大学ウェルネス研究所
後援:NPO法人 銀座ミツバチプロジェクト NPO法人 メダカのがっこう

お申込み:FAX 0798-22-4196(下記を記入)
・お名前・会員NOまたは非会員・年代・ご住所・電話番号・E-mail

8/7笛吹市でクマ捕獲放獣&奥山復元のお願い

●8月7日(土)、「笛吹市でクマが罠にかかり、お昼前に麻酔を掛け放獣した。」と、情報がありました。
捕殺しないようも頼んでくれたそうです。兎に角、助かって良かったです。

▼8月9日(月)、上記の件を、笛吹市議で熊森の会員の志村さんが、市役所を訪問し担当者から詳細を聴いて下さいました。

笛吹市の今年度のクマの目撃情報はこれまでに6件。
今回の場所は御坂町上黒駒です。
桃をはじめ農作物の被害が多く、これまでにも被害に遭っているとのことでした。

今回のわなは市役所で設置しているもので、クマ用の箱檻でしたが、
連絡を受け、県、市、吉田さんらが現場に駆けつけ、
学習放獣したとのことです。放獣した場所も聞きました。

出没した場所が国道137号の人家のすぐ近くで、
今回は急いで放獣(時間が経つとクマが弱るため)したそうですが、
人的被害があると捕獲放獣ではなく処分という対応を
考えなければならないこともありうるというようなお話でした。

可能な限り捕獲放獣でという話をしましたが、
何度も被害に遭っていることから出てこないことを
期待するしかない状況のようです。

▼8月10日(火)、志村さんと二人で現場を確認しに行きました。
偶々、桃の被害に遭われた梶原さんにもお会い出来て、お話を伺うことが出来ました。
被害に遭った桃畑は、御坂で一番上の畑です。もうこれより上には畑は無くて直ぐ山です。
前日の夕方6時頃、家の上にある桃畑にもクマが来て桃を食べていたそうで、
「コラ~!」と大声を出してもナカナカ逃げなかったそうです。
元々この辺は昔からクマがいたと、怖い様子もなく平然とお話してくれました。

桃の被害に遭ったので、8月3日頃畑に罠を仕掛けて貰ったそうです。

クマの被害場所の桃畑は、自宅からもう少し御坂の峠を上に登った所でした。
「桃を食べられるのはしょうがないけど、木を折ってしまうので困る。」と、梶原さんは言ってました。

「御坂の旧道の山に放獣したけど、また、戻って来ると思うよ。」と、言っておられました。

山梨県環境科学研究所の吉田研究員が来られ、学習放獣(お仕置き放獣)をされたそうです。奥歯も抜かれたとか。詳細は、吉田さんに確認してみたいと思います。

その後、御坂の狩人の米山さんの家に寄らせて頂き、お話をして来ました。

「“クマが増えて人里に降りて来る”と言う人がいるが、クマもイノシシも動物達は、奥山に食べ物が無くて、仕方なく降りて来ている。そして、殺されるのは本当にかわいそうだ。クマを殺さないで奥山に帰しても、餌が無いから又降りて来る。造林事業を早く止めて、奥山に実のなる木を植えていく、根本の解決をしていかないとだめだ。」

と、お話してくれました。
本当に、米山さんの仰る通りです。

山梨の山の情況を調べて下さる方。お詳しい方。
また、どのように、奥山の皮むき間伐を進めていったらいいかのアイデアをお持ちの方。等々・・・。
どなたか、いらっしゃいませんでしょうか。

みなさん、動物達の居場所である、奥山の「皮むき間伐」を、どのように進めていったらいいでしょうか。
熊森やまなしの今の実働している現状では人員不足ですので、何かしらのお知恵やお力をお貸し頂けたら有り難いです。

どうぞ、宜しくお願い致します。

2010年8月9日月曜日

クマと森のお話会in笛吹

●最近、よくクマが出てくるけれど、どうしてかなぁ?

●クマと森と人のつながりのこと、いっしょに考え、知ってみよう!

紙芝居、人形、スライド映写などを使った、子どもから大人まで
どなたにも分かりやすいお話し会です。クマの写真展示もあります。
ぜひご家族でご参加ください!

・と き 2010年 8月28日(土) 19:00~21:00
・ところ 学びの杜みさか(笛吹市御坂町夏目原744)
・参加費 無 料(どなたでも参加できます)
・定 員 90名(当日参加も歓迎です。ご家族ご友人とお気軽にご参加ください)
・主 催 日本熊森協会山梨県支部
・お問い合わせ 山梨県支部長 岡 まで

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

クマと森と人の繋がりがまだ良く分からない人は必見です!!
みなさんのお越しをお待ちしています。

*「クマと森と人の繋がり」の本当のことを多くのみなさんが知り、理解することで、子ども達の未来が希望に満ち明るくなります。
クマが出ると、地元の人からは「殺せ」と言う声が多いのが現状です。
県内どちらでも出向いて、お話し会をします。
一人でも二人でもお集まり頂けたら、お話し会に出向きますので、お気軽にご連絡下さい。

【地図】

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ブログ、Twitter でも情報発信中!

~クマの棲む森は大きな水のかたまり~
日本熊森協会山梨県支部 山梨県支部長 岡 明美
〒406-0846 山梨県笛吹市境川町三椚1-8
TEL 090-8348-4067
FAX 055-266-5095
E-mail rightstaff_akemi@yahoo.co.jp
Twitter http://twitter.com/nbfa_yamanashi
PCブログhttp://kumamori-yamanashi.blogspot.com/

2010年8月6日金曜日

ピンチはチャンス

人生は
あきらめてはいけない!


何度転んでも何度つまずいても
立ち上がろう!

転んだから逞しくなれた…

つまずいたから優しくなれた…

さア!
前を向いて一歩前に!


あなたが人生をあきらめなければ
人生はいつもあなたの“味方”

あなたが最高の人生を送る為に…

あなたがもっと素敵に輝く為に…

《挫折》と言う《愛》をプレゼントしてくれたのだから


だから人生は
【挫折禁止】

そして
《ピンチはチャンス》

「宇宙は今日も私を愛してくれる」

駆け足の朝、渡ろうと思っていた信号が
ちょうどそのとき、赤に変わってしまっても
前をゆく車がやたらと遅く感じられても

宇宙は、今日も私を愛してくれる

大好きなあの人が
私でない人をいつもじっと見つめていても
大成功と思っていた仕事が
失敗だったと気がついても

宇宙は今日も私を愛してくれる

やらなくちゃいけないことがいっぱいあるのに
眠ってしまって、落ち込む朝も
考えてもしかたのない昔のことを
ぐちぐち考え込んでしまう夜も

宇宙は私を愛してくれる

悲しみにうち沈むことがあっても
寂しさのために涙にくれることがあっても

宇宙はずっと私を愛してくれている

60億年よりももっと長いあいだ
宇宙はずっと私を愛してくれる

どんなことが起きたとしても
私はだから歩いていこう

私は、今日も歩いていこう


「宇宙は、今日も私を愛してくれる」山元加津子著(三五館)

▼たんぽぽの仲間たち・・・山元加津子と仲間たちのページ・・・
http://www005.upp.so-net.ne.jp/kakko/

「宇宙(そら)の約束」心訳・般若心経

むかしむかしのことでした
心の目と心の耳をすましたある人が
宇宙の約束とつながって
本当のことに気がついた
すべてのものは
どれもみんな
その約束からできている


約束は目に見えず
重さもなくて
あるのかないのか
わからないけど


でも
宇宙のなにもかもが
この約束からできている


「いいことに気がついちゃつた」とその人は
苦しまなくてもいいんだなぁ
悩まなくてもいいんだなぁと
とても嬉しくなりました


宇宙に散らばっている
たくさんのつぶつぶは
約束のもとに集まって
海を作り 山を作り
花を作り 人を作る

約束は 目にも見えず
重さも持っていないけど
風をそよがせ
雨を降らせ
ときには星を輝かせる


誰かと誰かを出会わせて
誰かと何かを出会わせて
涙や笑顔を作り出す


私とあなた
あなたとお花
お花と石ころ
みんな同じ
同じものでできている

違うのは
誰もが持っている約束の私が私である場所(とこ)や
花が花である場所(とこ)に
光があたっただけのこと
スイッチが入っただけのこと


あなたは私だったかもしれないし
私はもしかしたら
庭に咲くたんぽぽや
降る雪だったかもしれないね

約束は私を作り
私の中に
宇宙の約束が座っている
すべてのものが
約束の中にあり
約束はすべてのものの中にある


でもね
忘れちゃいけないの
約束には無駄がなく
必要なものだけを
いつもちゃんと作ってる


花がそこに咲くことは
それが大切だという証(あかし)
私がここにあるということは
それが必要だという証(あかし)


宇宙の約束とつながって
過去と今
今と未来
すべてのことを
見渡すことができたとき
きっときっとわかること


すべてのことは
いつもいつも
いつかいい日のためにある


嬉しいことも
悲しいことも
綺麗なことも
汚れたことも
増えることも
減ることも
その約束の現れだけど
現れているすべてのことが
いつかいい日のためにある


だから思うの
生きていると
いろんなことが
あるけれど


楽しいことも
苦しいことも
悲しいことも
うれしいことも
雨や 雪や 月の光が
空から降ってくるように
手を広げて受け止めればいいんだよね


怖がらなくてもいいんだよ
悲しまなくてもいいんだよ
だってすべてがだいじょうぶ
すべてがみんなだいじょうぶ


揺れる、歌う、踊る、
祈る…
跳ねる、描く、回る、
思う…
約束と
つながっていく方法は
いつも私の中にある
揺れて踊って、
飛んで思って
心の目と
心の耳が開いて
そして本当のことを知る


さぁ明日へ歩きだそう
大切なのは
心の目と心の耳をすますこと
そして自分を信じること


花が咲くように
雪が舞うように
月が照るように
あなたといたい


鳥が飛ぶように
風が吹くように
海が歌うように
あなたといたい


広い宇宙の中で
長い時間の中で
あなたと出会えたこと
きっときっと宝物


星があるように
山があるように
空があるように
あなたといたい


山元加津子
「約束~般若心経は愛の詩」三五館より

▼たんぽぽの仲間たち・・・山元加津子と仲間たちのページ・・・
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2010年8月5日木曜日

報告「クマさんと森のお話」甲府市新紺屋小学校

とっても元気な、男の子を筆頭に30名程の子ども達が参加してくれました。

ワイワイガヤガヤ賑やかで元気いっぱいでも、紙芝居はシーンと真剣に見入っていました。

最初、子どもたちは「クマは人間を食べる凶暴な動物だ。」「なんで守らなくちゃいけないの。」と、言っていましたが、さて、お話会が終わって、どんなふうに変わったでしょうか。

■アンケート結果
~ツッキンとのお話し会で学習したこと~※20人がアンケート提出

(答え よくわかった…○ 少しわかった…△ わからない…×)

1.クマは、森に食べ物や、棲む所がないので、しかたなく人里に降りてきた
 ○-17人 △-2人 ×-1人

2.クマの食べ物は、タケノコ、ドングリ、クリ、キノコ、ハチミツ、昆虫で99%はベジタリアン
 ○-19人 △-1人 ×-0人

3.クマは、人間を襲いに来る、こわい動物ではない
 ○-19人 △-1人 ×-0人
 
4.森は、杉ばかりの人工林とドングリの森の自然林がある
 ○-18人 △-2人 ×-0人

5.人工林が増えたのは、家を作るために都合が良かったから
 ○-18人 △-2人 ×-0人

6.自然の森は多くの動物が生きられる
 ○-20人 △-0人 ×-0人

7.クマのすむドングリの森は、土を支え土砂崩れを防いでくれる
 ○-19人 △-1人 ×-0人

8.クマのすむドングリの森は、水を溜め込み、人間に水を与えてくれる
 ○-18人 △-2人 ×-0人

9.人工林は人間が育て、自然林はクマ達動物が育てる
 ○-18人 △-2人 ×-0人

10.植物+動物=森で、森を守るには、動物も守らないといけない
 ○-20人 △-0人 ×-0人

11.クマを助けてあげたい
 ○-20人 △-0人 ×-0人
 
12.ドングリの森になるお手伝いをしたい
 ○-18人 △-2人 ×-0人

■感想
・クマが安心して暮らせるようになったらいいと思いました。(1年生)

・クマがこんなに困ることになるなら、助けてあげたいし、自然を守って、森を守って楽しい嬉しい森を作りたいと思っています。山梨でも植林をして材として使って杉をドングリの木にして、動物が楽しく出来るようにしたいです。(2年生)

・クマは何でお家が無いのか考えたけど、ちょっとわかりました。(幼稚園年長)

・かわいそう(1年生-3人)

・ツキノワグマの事が良く分かりました。紙芝居などや、解説があったのでもっと分かりやすかったです。
(5年生)

・クマがピンチだとわかった。(3年生)

・森を大切にしていきたいです。(学年不明)

・クマ達動物が、全滅しないようにドングリになる木がいっぱいあるといいと思った。(3年生)

・クマは植物をいっぱい食べることが分かった。クマは人を襲ったりしない優しい動物だと分かった。(3年生)

・クマがたくさん人間達に殺されていき、尼崎の中学校の生徒達がクマの為に色々してあげて凄いと思って、わたしもクマの為に出来ることをしてあげたいと思いました。クマは食べるものを色々探して、かわいそうだと思いました。なので、ドングリの木を折ったりしないようにします。これからもクマの事を頑張って下さい。(3年生)

・クマがくらせますように。(幼稚園)

・楽しかった。(1年生)

・ツキノワグマが絶滅しそうだからかわいそうに思いました。(2年生)

・ツキノワグマの事が分かりました。紙芝居などがあり、とても分かりやすく説明してくれて、分かりやすかったです。ありがとうございました。(5年生)

アンケートは①わたしたちが、どれだけ分かりやすく表現できたか②子ども達がどれだけ理解できたか
を確認し、今後に生かすためにさせて頂きました。
アンケートに答えてくれたお子さんには、クマのツッキンからお礼の手紙をあげる予定です。
そして、今日のお話会の内容は、新紺屋小学校長には「くまともりとひと」と資料をお渡ししてあるので、後日、今日の子ども達のアンケート結果を提出して来ます。

それにしても、みんな優しい良い子たちばかりですね。
クマのこと、森のこと、そして人との繋がりのことを、きちんと話したら子どもは理解します。
大人が理解出来ないはずがありません。
みんな、知らないだけなのです。

そして子ども達は、お家の人や、お友達に、きっと今日学んだことをお話してくれるでしょう。

みなさんの知りあいや、ご近所、学校、幼稚園などで、「紙芝居」などをさせて頂けるところがあれば行きますので、お気軽にご連絡下さい。

「何も言わなきゃ分からない!何もしなくちゃ変わらない!」

ご協力頂いたスタッフのみなさん、ありがとうございました。

2010年8月3日火曜日

「クマさんと森のお話」甲府市新紺屋小学校 8/5(木)10時より

新紺屋小学校の夏休みのいきいきスクールで「クマさんと森のおはなし」をさせて頂きます。


当たり前だと思っている“水道をひねると1年中水が出てくる”のは、森を作るクマさん達のお陰さまなのです。

「クマと森と人の繋がり」のことを、わたし達が知り、理解しすることで、子ども達の未来が希望に満ち明るくなります。

紙芝居、人形、パワーポイントを使用し、子どもから大人まで、分かりやすいお話し会です。
クマの写真の展示もあります。

新紺屋小のお子さん達にお会いするのが、今からとても楽しみです。

[内容]

○ツキノワグマを知ろう ・日本の森に棲む動物・ツキノワグマの食べ物

○ドングリの森を守って ・紙芝居

○森の力と動物     ・クマのツッキンのお話し ・パワーポイント

○日本熊森協会の紹介  ・中学生が日本を変えようと活動が始まった

○歌          ・みんなで歌おう「クマ森ソング」

2010年8月2日月曜日

「皮むき間伐」 で森林維持  虹の天使 体験活動の参加者募る

富士川町や甲府市に住む主婦でつくる市民団体「虹の天使」は、皮むき間伐と呼ばれる手法の普及に取り組んでいる。現在は富士川町内の山林を中心に毎月1度、参加者を募って体験活動を展開。間伐した木材を流通させるため、山主や木工所などとの連携づくりに取り組んでいる。

 同会によると、皮むき間伐はスギやヒノキなどの皮をむき、1~3年間放置して天然乾燥させる間伐法。4~8月にのこぎりで根元に切り目を入れた後、竹のへらを打ち込んで皮を浮かせ、上部に向かって引っ張り、皮をむく。含水量は1年で約20%に減少。切り出す時には軽くなっていて運び出すのも容易になり、燃料を使わずに乾燥できるため自然に優しく、木を立たせたまま保管することもできるという。

 戦後、多くの山林で針葉樹が植樹されたが、現在、国産材は安い輸入材のために衰退。採算が取れないため間伐が進まず、表土の流出、保水力の減少が進んでいるという。

 同会は、こうした現状を改善し、山を守っていこうと主婦5人で6月に設立。これまでに3回皮むき間伐を実施した。また、森林組合や木工所などに連絡を取り間伐材利用を呼び掛け、山主にも接触、啓発活動も行っている。メンバーの山際真理さん(40)=富士川町=は「食や環境などさまざまな問題の原点は森林。

一人でも多くの人に伝えていきたい」と話している。

甲府市( 旧中道町) の右左口でクマ捕獲のドラム缶罠設置

「クマに寄る桃の被害が、甲府市(旧中道町)の右左口で先週金曜日にあり、甲府市ではドラム缶罠を設置する予定。」
というニュースを週末に聴き、今日、森林整備課にお聴きしたところ

「罠は許可が下りるのを待って直ぐにでも設置します。」と言うことでした。

13時過ぎに森林整備課に伺い、被害現場の地図をコピーして頂き説明して貰いました。

現場は右左口の里や甲陽学園があるもっと山の奥の方です。
丁度、学園の先生が外で作業をしていたので、この奥に桃畑があるかお聴きました。
桃畑に先週末にクマが出て被害にあったことをお話ししましたが、その事は知りませんでした。

日本熊森協会のリーフレット、「くまともりとひと」等をお渡し、クマは早朝や夕方から出没するので、その時間帯は気をつけて下さい。と少し説明しました。他の先生方と本は読まれるそうです。

奥に入ると桃畑がありましたが、説明ですとここを過ぎた先の桃畑が被害現場だと言ってたので、こんな奥にまさかと思いながらも車を進めて行きました。

すると、木陰で、車の中で二人の男性がのんきに昼寝をしていましたので、クマの事をお知らせし、この奥に桃畑があるか尋ねました。
もうこの奥には無いだろうと言うので、引き返そうとした時、偶然にも甲府市の軽トラが2台登って来ました。1台はドラム缶罠を積んでいました。

そこで、直ぐUターンして、軽トラの後を追いかけました。
暫く行くと軽トラが畑に止まっていてドラム缶罠を設置していました。

こんな奥にまだ桃畑があったのに驚き、わたしは、何者かを名乗り、見学させて頂きました。

その際、地元の猟友会さんは色々お話し下さいました。
「この辺は、針葉樹は余りなく、クマにとって棲み心地がいいから、よそから移動して来たのか、昔より増えた。クマを殺すなと言っても、農家の人は被害にあって可哀そうだ。また、こうして手伝いに来ている自分たちもボランティアだ。」

農家の方にとってみれば、収穫前に被害あわれ、大変お気の毒です。

しかし、この場所は、山の中に桃畑があるので、クマとしてみれば、絶好の餌場です。

本当にとても難しい問題ではありますが、兵庫県では「電気柵」でクマの被害を防いでいるそうですので、山梨県も県や市町村が農家に補助金を出し、クマの対策をして頂けたらと思います。

今後、山間地域の農作物のクマに寄る被害対策には「電気柵を」をお願いしてゆきます。

2時から1時間程で罠の設置作業は終わりました。大変お疲れさまでした。
クマが出た周辺には「クマ注意」の看板が一つも無かったので、あった方がいいのではないかと思いました。知らないで、涼みにきて昼寝をしていた人もいたので・・・。

「クマさん桃を食べに来ないでね。」

帰りに右左口の里に寄り、そこを任されている方に、クマの話をして来ました。
そこの方はご存知で、ラジオを着けたり、風鈴を沢山吊るして、クマが近付か無いように音で注意をしているそうです。
右左口の里は、釣り堀がや、バーべキュウの施設があります。クマは餌を探して来るので、残飯の管理を徹底して下さるようお願いしました。

今日は、被害現場を見に行ったのですが、たまたま、罠の設置を見学することが出来て良かったです。

以上です。

報告「7/28.29虹の天使・夏のありがとう合宿」熊森やまなし共催

皮むき間伐、紙芝居練習、宴会、セブリ社佐久間さんによる森のお話…
盛り沢山の合宿が無事終了しました。

「同じ釜の飯を食べ」「一つ屋根の下で一晩過ごす」ことに寄り、みんなの絆は益々強くなりました。

「何も言わなきゃ分からない!何もしなくちゃ変わらない!」をモットーに、
躓いて、転んで、擦りむいてもわたし達はそこから氣付き、学び、そして前進してゆきます!

子ども達の未来の為、物言えぬ動植物の為、そして何よりも一度の人生を後悔したくない自分自身為に、みんなで力を合わせて顔晴ります!!

【報告】7月18日山梨県ボランティアセンタ-サマーフェスティバルに参加

10時~15時

・ステージ発表(40分)「森の力と動物」
・パネル展と小冊子「くまともりとひと」販売

ステージ発表では“クマと森と人の繋がり”を皆さん理解され感動していました。

また、パネル展のブースには、
「クマが殺されて可哀そうで何かしたいと思っていたけど、こういう活動をしている所があって良かった。
参加したい。」
と言う方達が訪ずれ、多くの会員募集が出来ました。

これからも、熊森協会を待っている人々の出会いを求めて、がんばります!