●9/3甲府市議の山田厚さん一般質問
日本熊森協会の会員の山田厚さんが、9/3午後1時より、甲府市議会で一般質問をされます。
「森林と野生動物(熊)の保護、および遅れている熱中症予防」です。
山梨県の県庁所在地である甲府市から「クマを補殺しないで保護する」の宣言を発信することが出来たら、甲府市のみならず、他の市町村にもいい影響を及ぼせるのではとの想いです。
是非一人でも多くのみなさまが、傍聴にお越し頂けますように、宜しくお願い致します。
下記は山田市議からのメッセージです!
「先日はお忙しい中、時間をとっていただきありがとうございました。質問に生かしていくつもりです。
山田厚の質問は、9月3日午後1時より 40分間です。
「森林と野生動物(熊)の保護、および遅れている熱中症予防」です
本会議場は現在は仮議場で 甲府市の商工会議所です。
「熊森さんとの連携だな」と当局は思っていますから、この際お忙しいとは思いますが、ぜひ傍聴にお越しください。
甲府市の場合、当局は傍聴者のグループや数やにも注目しますので・・・。
傍聴はどなたでも当日会場で自由にできます。
なお、アナログ放送で5チャンネルでも中継していますので、そちらでも結構です。
山田 厚」
*甲府市の商工会議所(甲府市相生2丁目2−17TEL055-233-2241)
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●甲州市のその後の報告
昨日、甲州市の会員の吉田さんがJA玉宮の所長さんに、
「30日の放獣後の夕方、住民の方が、放獣場所に、小さい子供連れで車で入り込み、スモモをばら撒き、車から降りるところだったので、せっかく放獣したクマをまた誘因することになるし、そこに来た人に何かあったら危険なので、JAからも注意を促して頂きたい。」と電話を入れました。
すると
「今回のクマの放獣は、住民の方も農家の方も、大変迷惑で、何とかしてくれとの声が沢山入って来ています。玉宮小学校の校長教頭もそのことで来ました。」
甲州市は、他の地域と違って、果樹の被害が多いようなので、JAや住民のみなさんのクマに対する怒りも相当なものなのかも知れません。
本当にお気の毒です。
先ずは、子ども達のいる玉宮小学校には出向いて、日本熊森協会のリーフレットや「クマともりとひと」の小冊子をお持ちして、学校で「クマと森のお話会」の開催などお願いしてみます。
みなさんのお知り合いが甲州市にいらっしゃったら、熊森をお伝えして下さい。
また、みなさんに、お願いしたいのは、甲州市長にメールや手紙を出して 、今回の放獣の決断を称え、今後も放獣して頂けるようお願いしていただけませんでしょうか。
8/25に甲州市を訪問した時に、イノシシようの鉄格子の罠が14箇所に設置してあるといいました。現状では、クマが誤捕獲され、補殺される恐れは十分あります。
甲州市HP http://www.city.koshu.yamanashi.jp/koshu/
市長への手紙 https://www.city.koshu.yamanashi.jp/koshu/formmail/index.jsp
★わたし達はクマの保護と同時に、地元のみなさんが、クマの被害を食い止める解決策を提案し、一緒に考え、一緒に行動していくことが、最も重要です。
そちらは、資料が整い次第、甲州市に提案し進めていく予定です。
▼参考までに、下記は8/25に訪問した時の嘆願書の内容です。
熊の捕殺禁止の嘆願書
甲州市 田辺 篤 市長 殿
今、熊は絶滅の危機にあり、全国で、また山梨県に於いても熊を狩猟禁止、保護獣にという動きがあります。熊を失うことは、保水力抜群な森を失い、わたし達の命の根源の“水”を失うことです。
山梨県のツキノワグマを研究している先生に伺うと、このままで殺していったら絶滅は間違いないだろうと仰っています。
既に、ご承知の事と存じますが、7月の始め、県が各市町村に「ツキノワグマは出来るだけ捕獲補獣するように」と周知徹底の通達が出され、県内の各市町村は「放獣」を相次いで行っています。
また、環境省は“人類と多様ないきものとの共生”をスローガンに、生物多様性条約第10回締約国際会議(COP10)が、10月名古屋で開催されます。今、世界中が日本の動向を注目しています。
環境大臣のいる山梨県で、甲州市で熊の捕殺が続く事は、世界中から非難を浴びかねません。
「豊かな自然 歴史と文化に彩られた 果樹園交流のまち」甲州市が、山梨県のみならず日本中、世界中の模範となり“動物に帰れる森、地元の人に安心”の共生をお願いしますよう下記を嘆願致します。
・このまま熊を殺していったら絶滅するので、安易に殺さないで頂きたい。
・捕獲した時は奥山に放獣をして頂きたい。
・熊を始めとする動物達の棲める奥山の復元を早急にして頂きたい。
日本熊森協会山梨県支部 支部長
平成22年8月25日
以上、宜しくお願い致します。
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