2010年9月4日土曜日
熊森やまなし8月の定例会
2010.8.24(火)13:30~15:30 山梨県ボランティアNPOセンター
●山梨県のクマの捕殺状況と対策
◎新聞で報道があったり、会員さんが防災放送を聴き、こちらに情報が入ると、市町村に問合せなどして対応出来ますが、情報が入らないで人知れず有害駆除として捕殺されてしまっています。
・北杜市8/17― 1頭 ・甲州市8/16― 3頭 ・笛吹市7/24-1頭 *分かる範囲です
◎冬眠前の秋は今まで以上に餌を食べますから、益々目撃情報や農作物の被害が多発されると思われますので、地元の、市町村役場にクマの状況を確認しましょう。
◎多くの声を市町村役場に届けることが、クマの保護に繋がります。目撃情報を聴かれた方は、直ぐに市町村役場に電話をして下さい。「殺さないで下さい!」の声を上げましょう!
★8月下旬、甲州市に伺い、わたし達はクマの保護と同時に、地元のみなさんにクマの被害を食い止める解決策を提案し、一緒に考え一緒に行動していくことが最も重要だと感じました。
クマと農家方の共生の件で、本部に全国の事例を調べて頂いています。
●各地のクマ情報
○甲府市 ・右左口の桃畑が被害に遭い、8/2ドラム缶罠1つ設置→捕獲されず撤去
・健康の森のドラム缶罠3つは、1カ月過ぎ、捕獲されず先週末に撤去
・8/20頃、昇仙峡で親子のクマが目撃され、住民のみなさんに注意を促してる
○富士吉田市 7/27富士急ハイランド敷地内のホテルの木にクマが登り捕獲、翌日、富士山3合目に放獣
○北杜市 ・8/17養鶏場の餌が被害に遭い、捕獲捕殺
・8/21武川町さねはらで捕獲(オス71㌔138㌢)、信州大学の泉山教授により奥山に放獣
*17日の捕殺処分の件で、今回多くのみなさんからお叱りの電話やメールを頂き、猟友会の皆さんとも話し合いながら、今後は人命に係わる時以外は放獣していくつもりです。(林政課課長のコメント)
○笛吹市・8/7御坂町の桃畑が被害に遭い、ドラム缶罠で捕獲放獣
・笛吹市は「うちは猟友会の意向が強く、クマは捕獲放獣です。」という所ですが、イノシシの罠に誤捕獲され、手がつけられない状況で、麻酔と放獣が出来る専門家と連絡が付かなかったとの理由で、7/24に1頭、補殺処分されました。
○甲斐市 8/19時点では、目撃情報はなし
○甲州市・甲州市は、今年になって3頭です。やはりいずれも、イノシシの罠に誤捕獲され、麻酔と放獣が出来る専門家とが取れなかったと言う理由で、捕殺処分されました。
昨年は8頭と、市町村の中で最も捕殺されているところです。ぶどう、桃が盛んで、山が側にある地域ですので、他の地域よりも、クマの出没が多く、被害に遭われている農家が多く大変お気の毒です。
・25日に市長宛に嘆願書を提出。担当者に詳細を聴き、今後の対応を話し合う
・29日子グマイノシシ用の罠に誤捕獲、30日放獣
●山梨県の熊森会員数の状況
約330人です。事実を知ることがクマの保護に繋がります。熊森をお伝え下さい。
◎申し込み用紙 http://homepage2.nifty.com/kumamori/syoukaiyousi.pdf
●7、8月の報告
○27(火)9;00~11:00山梨県環境科学研究所訪問 吉田研究員のお話を聴く
・11:30富士吉田市役所訪問 ・13:00河口湖役場訪問
○28(水)~29(木)富士吉田市富士急ハイランドのクマが放獣されるよう働きかけ、捕獲放獣に立ち会う
○28(水)~29(木)【虹の天使・夏のありがとう合宿】熊森やまなし共催
*皮むき間伐&紙芝居練習
○8/5(木)環境教育 新紺屋小学校10:00~11:30「クマさんと森のお話」紙芝居とお話会
○8/24(火) 13:00みどり自然課訪問 ・13:30~17:00定例会・懇親会
*山梨県ボランテイアNPOセンター 学習室(3F)
○8/25(水)甲州市長宛に嘆願書を提出。担当者に詳細を聴き、今後の対応を話し合う
○8/28(土)19:00~21:00「クマと森のお話し会in笛吹」学びの杜みさか
○8/30(月)前日に誤捕獲された子グマを放獣されるよう働きかけ、放獣に立ち会う
●9月の予定
◆9/20(月・祝) 定例会・懇親会18:30~21:00甲府市総合市民会館第4会議室 青沼3丁目5−44
●日本熊森協会山梨県支部 生物多様性キャンペーン
「水道をひねると1年中水が出てくるのは、森を作るクマさんのお陰さまです!」
~クマと森のお話し会を各地で開催中~
*今後の予定
・10/16(日) 19:30~21:30 バールスロウ オーガニックカフェ (甲府市丸の内)
・10/24(日)南部町 11/23(火) カフェくじらぐも (北杜市明野)
みなさんもお話し会を開催しませんか!?
多くの方にクマと森と人の繋がりを知って貰う事で、クマと子ども達の未来の命を守れます!
●「くまもり読書感想文コンクール」~くまと共に守ろう!僕らの森と未来~
締め切り11月15日消印 *締め切りが延長されました
日本熊森協会では、この度「くまと共に守ろう!僕らの森と未来」をテーマに、読書感想文を募集します。 課題図書を読んで、森や動物と人が共存していくために今後どうしていけばいいか、考えたことを書いてく ださい。小中高生のみなさんの豊かな思考力や発想力を期待しております。みなさんふるってご応募くださ い。
* 応募先 主催者:「実践自然保護団体 日本熊森協会」本部
〒662-0042 兵庫県西宮市分銅町1-4 TEL 0798-22-4190 FAX 0798-22-4196
Mail jbfa@nifty.com
HP http://homepage2.nifty.com/kumamori/
●その他NPOツキノワグマレスキューチーム9月中に認可が下りる予定です。
(熊森協会とは関係なく、副支部長の清水さんが中心で立ち上げました。)
◎9月10月は、1年の内で最もクマの目撃情報が多い時期です。
みんなで力を合せて、クマの命を守ってゆきましょう!宜しくお願い致します!!
日本熊森協会山梨県支部長 岡
TEL:090-8348-4067/FAX:055-266-5095
MAIL:rightstaff_akemi@yahoo.co.jp
Twitter http://twitter.com/nbfa_yamanashi
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