今朝、会員さんから、富士川町のクマの目撃情報のお知らせを頂きました。
今朝の農林振興課の方のお話では
「先日から目撃が相次ぎ、猟友会さんにパトロールを依頼。今後の様子で罠の設置を検討。」
午後から、地元の皆さんと役場に行き、捕獲した際の『放獣』をお願いしに行きました。
役場でお話を伺い現場を数カ所を案内して貰いました。
今後の様子で罠の設置をし捕獲放獣の意向です。
現場近くは小学校があり、訪問した所、教頭先生は理解ある方で、以前から児童は鈴を鞄に付けクマとの遭遇を避けていました。
現場には柿の木が4~5本あり、柿がクマを誘因したと思われます。
柿の実の撤去を役場に依頼しました。
学校側からも、子どもの危険を回避する為、至急、柿の実の撤去を役場にお願いするとの事です。
餌が無いと分るとクマは来なくなります。
また、小学校での熊森環境教育を今後検討して下さるそうです。
近くのドライブインにもリーフレットを置いて頂きました。理解者が増えますように!
クマの目撃情報の事で、今日、富士川町役場に、地元の方が3名も行ってくれて良かったです。
農業従事者のKさん、小学生を持つお母さんの、KさんとYさん。
「農作物の被害が出たら困るから殺して欲しい」「子供達に何かあったら怖いから殺して」
と言う立場の人達が
「殺さないで下さい」との声は、役場の方も無視する訳にはいかない筈です。
又、地元の方は役場の方と顔なじみなのも、大きな力になります。
本当にみなさん、お忙しい所を、急遽、役場に出向いて下さりありがとうございました。
明日は、Yさんに、その後のクマの情況や、柿の実の撤去の事を、役場にお聴きして貰います。
誰も取る人がいないなら、私達が柿取りに行く予定です。
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●10/20の河口湖勝山に柿を食べにきたクマさんは、今朝、役場に確認したところ「20日以降は目撃情報も全くありません。」との事です。山に無事に帰った様です
(^(エ)^)/
☆明日27(水)は甲斐市の竜王南保育園で「クマさんと森のお話会」です。
子ども達の笑顔に会えるのがとっても楽しみです!
活動が矛盾していませんか?
返信削除餌付けでを本部が容認しておきながら、こちらでは柿を取る。
ちゃんと意思統一してください。
くまもりのドングリを食べて朝帰りのクマにばったり
2010-11-01 (月)クマ保護活動 | 熊森の見解 | 野生動物関連
朝帰りのクマ
地元の方が、くまもりの運んだドングリをたっぷり食べて朝帰りするクマと、ばったり出会われました。クマはちらっと一瞬、人間のほうを見たそうですが、何も関心ないという感じで通り過ぎていったそうです。住民は、クマの後姿をパチリと撮影することができました。
ここでは、クマがカキをねらって出てくる年は、カキをあげています。その期間は、
①夜、できるだけ出歩かない。
②どうしても出る必要のあるときは、車で出る。
これだけで、クマたちとうまく共存できているのです。祖先はみんな、こうして共存してきたのです。
それにしても、山にある放置人工林には動物たちの食料が何もない。早くこれを自然林に戻してやりたいものです。