2010年6月15日火曜日

6/13クマに襲われ男性重傷・都留市


クマのニュースです。
下記は6/15、6/14の山梨日日新聞の記事です。

副支部長の清水さんが県のみどり自然課、都留市産業観光課に電話を入れてくれました。
クマに襲われた方は、猪の罠を見に行ったところで、腕を噛まれ骨が折れ、現在は集中治療室に入っているそうです。
猟友会のメンバーでもありますが、その時は何も持っていなかったそうです。

昨日、都留市の職員と地元の猟友会が集まり、現場は登山道の入り口に近い為、この一カ月のうちに一頭のクマの有害駆除を決めたそうです。

清水さんからは、

・襲われた方はラジオや鈴などクマ避けになるものを持っていたのか。

・今の時期のクマは、子グマを出産した子育て中で、親グマを殺したら子グマも死んでしまう。

・どのクマが人を襲ったのか分からないのに、誤補殺する可能性が十分ある。

・このまま殺していったら絶滅するので、安易に殺さないで欲しい。

・捕獲した時は連絡を頂きたい。

との旨をお伝えしました。

クマが絶滅しないように動きたい方は、熊森で出している「行政への声の届け方」をよくご覧になり“礼儀正しく、堂々と”声を上げて下さい。

産業観光課 担当 小林さん
〒402-8501
山梨県都留市上谷一丁目1番1号

電話番号: 0554-43-1111  内線: 154~156

Fax: 0554-20-3622

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山梨日日新聞
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/06/15/13.html

2010年06月15日(火)
クマ出没で都留市が看板設置
チラシ配布 県に有害鳥獣捕獲も申請


クマ出没の注意を呼び掛ける看板を設置する市職員=都留市小形山


 都留市小形山の高川山の登山口付近で男性がクマに襲われて重傷を負った事故を受け、同市は14日、現場周辺に注意を呼び掛ける看板を設置するとともに、地元消防団にパトロール強化を要請した。
 看板を設置したのは、現場や高川山の登山口など5カ所。高川山系は大月市初狩町にも登山口があり、同市が4カ所に注意を呼び掛ける看板を取り付けた。
 大月署は、管内の富士急行線主要駅でクマが出没したことを知らせるチラシを配布した。都留市は県に有害鳥獣捕獲を申請し、今後、地元猟友会に協力を求める。
 同市産業観光課は「登山シーズンを迎えているが、山には1人で入らず、目立つ服装で、鈴など音が鳴るものを持参してほしい」と呼び掛けている。


山梨日日新聞
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/06/14/2.html

2010年06月14日(月)
クマに襲われ男性重傷 都留
有害動物の駆除作業中

男性がクマに襲われた現場付近=都留市小形山


 13日午後1時50分ごろ、都留市小形山の山林で、同市川茂の無職佐藤武夫さん(73)が倒れているのを近くで農作業をしていた男性が見つけ、119番通報した。大月署によると、佐藤さんは「クマに襲われた」と話しており、右手首骨折や頭、肩をけがするなどの重傷。銃を持ってイノシシやサルの駆除作業中、突然クマに襲われたという。現場付近は民家や飲食店があり、大月署が周辺のパトロールを強化しているほか、市が防災無線で注意を呼び掛けている。


 現場は、高川山に向かう山道の入り口付近。見つけた男性によると、山中から助けを求める声が聞こえ、現場に駆け付けたところ、山道脇の側溝で、佐藤さんが顔を血だらけにして倒れていた。同署の調べによると、逃げる際に転倒し、身動きできなくなったという。ドクターヘリで神奈川県内の病院に運ばれ、手当てを受けた。
 現場近くでは、前日夕方にもクマの目撃情報があり、市が防災無線で注意を呼び掛けていた。
 佐藤さんが所属する地元猟友会によると、付近ではイノシシやサルが農作物を荒らす被害が相次ぎ、週末に駆除を10人程度で行っていた。13日は市内で射撃大会があったため、佐藤さん一人で見回りに来ていたという。
 近所に住む60代男性は「これまで、クマが住宅地近くに現れることはなかった。子どもたちに影響がないか心配」と話した。
 高川山には登山客も多く、東京からハイキングに来ていた女性(34)は「登山シーズンなのに怖い。注意して山に入りたい」と不安そうだった。

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